診療情報管理士って何?

以前は診療録管理士という名前でしたが、診療録の多様化などが進み現在の名称になったようです。
当院の理事長が医療業界のド素人だった私に医療の基本を勉強できるからと進めてくれた事がきっかけでした。
どうやって取得するか?ですが…
・2年間の通信教育
・年数回のスクーリング(授業)と試験
・膨大なレポート提出
これらをこなして、最後の試験に合格すれば資格がもらえます。
勉強する内容は
・解剖学や病理などの臨床知識
・診療録や医療についての概論
・ICDコーディング
このような事を学びます。
では、この資格によって何ができるか?ですが、
診療録管理体制加算というのが算定しやすくなります。
厳密には無資格者でも診療録を管理する職員を配置すれば
算定可能です。
100床につき1名ほど配置するのが望ましいと言われています。
当院には医事課にもう一名資格取得者がおり、
私の部下も現在資格取得に向けて勉強中です。
もう一つこの資格を持った人が活躍できる場があります。
それはICDコーディングです。
ICDコーディングとは病名をコードとして記号化する事で、
これによって疾患別の統計などを取る事が容易になります。
現在の出来高払いの診療報酬から疾患別の支払い制度に移行した際に大きな役割を果たす事になります。
この疾患別の支払い制度はDPC(Diagnosis Procedure Combination)と呼ばれ、
どの病名で入院したかで治療の際の費用が決められます。
膨れ上がる医療費の削減や無駄な検査や投薬を抑えるなどの効果が期待され
現在、国を挙げて取り組んでいます。
DPCが導入されると、最小限の医療資材で最大の治療成果を上げなければいけないので医師の力量が病院の経営にモロに影響してくるようになります。
ウチは…だ、大丈夫でしょう!!
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